産業用HMIの通信方式は、PLCが対応するプロトコルだけで決めてはいけない。HMIのModbusアドレス設定、物理層、更新量、ケーブル環境、グラウンド電位差、コネクタ、絶縁、EMC試験を一つのインターフェース仕様にまとめる必要がある。小規模な既設装置にはModbus RTU/RS-485、既存LANや複数接続にはModbus TCPまたは指定された産業Ethernetが有力だが、最終判断は相手機器と現場条件で変わる。HMIアセンブリの製造範囲は、表示・タッチ・前面パネル・回路・筐体・通信ポートを物理的に統合するところまでであり、PLC/SCADAプログラミングは別工程である。

更新日:2026年8月24日
早見表:HMI通信は相手機器、配線環境、必要なデータ量から選ぶ
最初に固定するのはプロトコル名ではなく、相手機器の対応方式、HMIが読む/書くデータ、許容更新時間、配線場所、保守方法である。次の表は候補を絞るための入口であり、機器間の相互運用を保証するものではない。
| 候補 | 主な物理層 | HMI境界で向く条件 | ハードウェア上の注意 |
|---|---|---|---|
| Modbus RTU | RS-485、場合によりRS-232 | 既設機器、小規模バス、限られたデータ点数 | 2線/4線、終端、バイアス、A/B表記、サーバIDを図面で固定 |
| Modbus TCP | Ethernet | LANを利用する装置、複数接続、保守端末との共存 | IP設計とは別に、コネクタ、シールド、スイッチ、ポート保護を決定 |
| EtherNet/IP、PROFINET、EtherCAT | Ethernet | PLC系列や装置仕様で採用プロトコルが指定済み | RJ45が同じでも互換ではない。対応スタック、適合性、機器プロファイルを確認 |
| CANopen、SAE J1939 | High-speed CAN | 車載・移動体・分散ノードなど、CAN系ネットワークが前提 | CANと上位プロトコルを分け、ビットレート、両端終端、ピン配列を固定 |
| OPC UA | Ethernet上の複数トランスポート | 情報モデル、上位連携、認証や監査が必要 | 物理ポートの選定に加え、証明書、SecurityPolicy、時刻、更新管理が必要 |
| USB HID、I2C、eDP、MIPI DSI | USBまたは基板内配線 | タッチコントローラ、表示モジュール、近接ICの内部接続 | 外部PLCネットワークではない。FPC、コネクタ保持、EMI、サービス交換を評価 |
HMIパネルとは?構造とOEM組み込みの要点で扱う前面構造に通信ポートを追加するときは、前面の防塵・防水と背面コネクタの保護範囲を分けて仕様化する。部品単体のIP等級を、そのまま完成HMIの等級とはみなさない。
HMI通信の層構造:プロトコル、物理層、コネクタは別々に決める
Modbusはメッセージの意味と手順を定めるプロトコルで、RS-485は電気特性を定める物理層である。RJ45、M12、端子台、D-subは機械的な接続手段だ。同じRJ45でもModbus TCP、EtherNet/IP、PROFINETが自動的に相互接続できるわけではなく、同じRS-485でもModbus RTU以外の上位プロトコルを運べる。
HMIアセンブリ内では、表示リンクとPLC通信も分離する。MIPI DSIはホストと表示モジュール間、eDPはグラフィックス回路と内部表示パネル間の映像インターフェースである。I2CはSDA/SCLによるIC間制御、USB HIDはタッチ入力をホストへ渡す方法の一つだ。これらを外部長尺ハーネスへ無条件に延長すると、波形、ESD、コネクタ保持、交換性の設計が崩れる。
操作面
[オーバーレイ/カバーガラス] ─ [タッチセンサ]
│ I2C または USB HID(筐体内)
[LCDモジュール] ─ eDP/MIPI DSI ─ [HMI CPU/表示制御]
│ アプリケーションプロトコル
[Modbus/CIP/PROFINET/CANopen]
│
[絶縁境界]─[トランシーバ]─[保護回路]
│ 物理層
RS-485/Ethernet/CAN
│
[端子台/D-sub/RJ45/M12]
│ 現場ケーブル
[PLC/ゲートウェイ]
この分離を図面、BOM、試験仕様にも反映する。PLC側の信号・電源・I/O境界まで含めたシステム整理は、PLCとHMIの統合設計:ハードウェア・信号・インターフェースと併せて確認すると責任分界を作りやすい。
HMIのModbusアドレス設定:0始まり、参照番号、サーバIDを混同しない
HMIのModbusアドレスが一つずれる主因は、PDUの0始まりアドレスと、機器マニュアルの1始まり参照番号を同じ数値として入力することにある。Modbus Application Protocol V1.1b3では、PDU内のディスクリート入力は0からアドレス指定され、入力番号1~16はアドレス0~15になる。いわゆる4xxxx表記は保持レジスタを人が識別するための参照表記として使われることがあるが、PDUへ送る開始アドレスそのものとは限らない。Modbus公式仕様と対象機器のマニュアルを並べて確認する。
| 確認項目 | 決める内容 | 典型的な不具合 | 図面/ICDへの記録 |
|---|---|---|---|
| 通信方式 | RTU、TCP、ゲートウェイ経由の別 | RTUフレームをTCP設定で待つ | HMIドライバ名、相手機種、ポート |
| サーバID/Unit Identifier | 同一セグメントでの識別 | ID重複、別機器から応答 | 各ノードのID一覧、予約番号 |
| データ領域 | coil、discrete input、input register、holding register | 読み書き権限やファンクション不一致 | 領域、R/W、ファンクションコード |
| 開始アドレス | 0始まりPDU値か1始まり参照番号か | 全点が1レジスタずれる | マニュアル表記、HMI入力値、変換規則 |
| データ表現 | 16/32 bit、符号、float、ワード/バイト順 | 桁化け、符号反転、値の入れ替わり | 型、エンディアン、スケール、単位 |
| 更新条件 | 読出し周期、書込み契機、タイムアウト | 古い値を正常値として表示 | 目標更新時間、通信断表示、復帰条件 |
アドレス表はファームウェアや画面作成の副産物ではなく、公開インターフェース仕様として版管理する。各点に名称、領域、PDU開始アドレス、参照表記、型、単位、倍率、R/W、異常時表示を持たせる。書込み点は操作権限と妥当範囲も別に定義する。HMI表示は監視と操作の窓口であり、非常停止や安全インターロックを代替しない。
RS-485、Ethernet、CAN、OPC UAは同じ尺度で比較しない
RS-485、Ethernet、CANは物理/データリンク側の選択を含むが、OPC UAは情報モデルと通信サービスを含む上位技術である。したがって「どれが最速か」ではなく、相手機器の指定、更新モデル、ケーブル環境、診断、保守体制を比較する。
Modbus RTU/RS-485は、単純な既設接続に向く
Modbus Serial Line Guide V1.02は、RS-485 2線を一般的な物理インターフェースとし、RS-232は短距離ポイントツーポイント向けの選択肢としている。RS-485配線は線形バスを基本とし、幹線の両端でケーブルの差動特性インピーダンスに終端を合わせる。120 Ωは典型値だが、抵抗値だけをコピーせず、ケーブル仕様、トランシーバ負荷、スタブ長、ビットレートを一緒に評価する。TIのRS-485 Design Guideは、距離とデータレートがトレードオフであること、スターや長いスタブが反射を増やすことを示している。
Ethernet系は、コネクタ共通化よりプロトコル適合を優先する
Modbus TCPはModbusメッセージングをTCP/IP上へ実装する。EtherNet/IPはODVAのCIPをIEEE 802.3とTCP/IP群の上で使い、PROFINETにはPIが定める配線・相互接続ガイドがある。HMIとPLCが同じEthernet PHYを備えていても、対応プロトコル、役割、デバイス記述、適合性が一致しなければ通信しない。ポート数は「予備」ではなく、PLC側、保守側、上位側を分離する要件から決める。
CAN系は、CAN、CANopen、J1939を区別する
CANの下位層はISO 11898シリーズ、CANopenの物理層はISO 11898-2を前提とする。High-speed CANは線形トポロジーと両端の120 Ω終端が推奨されるが、CANopenとJ1939では上位の通信規則や識別方法が異なる。HMIに「CAN対応」とだけ書かず、上位プロトコル、ビットレート、コネクタのピン配列、終端の実装位置、シールド方針を記載する。
OPC UAは、情報モデルとセキュリティ運用まで設計できる場合に使う
OPC UAは認証、署名、暗号化、監査の仕組みを持つが、設定すれば自動的に安全になるわけではない。OPC Foundationは、必要なセキュリティ機構の選択をサイト設計側の責任としている。証明書の発行・更新、信頼リスト、時刻同期、無効化手順、SecurityPolicyを維持できない装置では、ポートを追加するだけでは要件を満たさない。
コネクタ、絶縁、シールドは筐体とケーブル環境で決める
盤内の保護された配線ならRJ45や着脱式端子台が実装しやすい。振動、洗浄、粉塵、現場着脱がある場合は、ねじロック式M12などを候補にする。TEのM12 X-coded製品にはCat6A、最大10 Gb/s、締結時IP67の仕様例があるが、これは当該製品、適合ケーブル、正しい組立と嵌合状態での値である。必要帯域が低いからといって、コード、ピン数、シールド方式、取付規格を省略してよいわけではない。
| 設計条件 | 推奨する判断 | 避けたい処理 |
|---|---|---|
| 同一筐体、短い配線、共通0 V | 非絶縁案も含め、実機EMCと故障電流で可否判定 | 「短いから安全」と無試験で決定 |
| 別盤、長いケーブル、異なる接地 | 機能絶縁、絶縁電源、サージ経路を一体評価 | 信号だけ絶縁し、電源・シールドの帰路を未定義 |
| インバータ、溶接、誘導負荷の近傍 | 配線分離、シールド終端、EFT/surge試験条件を厳密化 | シールドを長いピッグテールで接続し、高周波帰路を悪化 |
| 人体安全または危険電圧境界 | 適用製品規格に基づく安全絶縁、沿面・空間距離、材料を設計 | トランシーバの「絶縁」表記だけで安全認定 |
| 洗浄・屋外・結露 | 嵌合時IP、背面ガスケット、排水、材料、サービス手順を評価 | 前面IPと背面コネクタIPを合算 |
RS-485の受信共通モード範囲は無限ではない。TIの設計資料ではTIA/EIA-485-A準拠範囲として-7 V~+12 Vを示しており、長距離や別接地でこれを超える可能性がある場合、絶縁はグラウンドループを切る実装手段になる。ただし、機能絶縁と安全絶縁は目的が違う。必要な絶縁カテゴリ、動作電圧、過電圧カテゴリ、汚損度は適用規格とOEMのリスク分析から決める。
シールドは「片端か両端か」という一文では完結しない。コネクタハウジング、筐体接地、ケーブル編組、内部0 V、保護接地の接続図を周波数帯と故障電流の両面で定義する。PIのPROFINET組立ガイドは、ケーブルシールドとコネクタハウジングの適切な接触を求めている。360°接続が必要な箇所に細長いピッグテールを使うと、高周波インピーダンスが増える。
通信品質は故障モード別の検証マトリクスで承認する
通信確認は「画面に値が出た」で終わらせない。正常通信、誤設定、ノイズ、電源順序、ケーブル劣化、復帰動作を同じ試作機で確認し、表示値だけでなくエラーカウンタ、タイムアウト、ログ、再接続時間、書込み抑止も記録する。産業用HMIパネル設計チェックリスト|10のリリースゲートに通信ゲートを組み込み、設計入力と合否基準を追跡可能にする。
| 故障モード/試験入力 | 観測項目 | 合否基準の作り方 | 主な設計責任 |
|---|---|---|---|
| 0/1基数、領域、型の誤設定 | 参照点、例外応答、書込み先 | ゴールデン・アドレス表との一致、誤書込みなし | 制御/HMI設計 |
| ID重複、baud/parity不一致 | 応答衝突、CRC、タイムアウト | 通信断を検出し、古い値を正常表示しない | 制御/電気 |
| 最大想定ケーブル、最大想定ノード | 波形、エラー率、更新時間 | 最悪構成でOEM要求内、余裕条件を記録 | 電気/品質 |
| 終端欠落、長いスタブ、A/B逆接 | 反射、無応答、復旧 | 誤配線を診断でき、恒久損傷しない | 電気/サービス |
| 電源投入順、瞬断、片側再起動 | 再接続、画面状態、書込み | 無操作で規定状態へ復帰、危険な保持出力なし | システム/品質 |
| ESD:IEC 61000-4-2 | タッチ誤動作、リセット、通信損失 | 適用製品規格の性能判定基準を満たす | EMC/機構/電気 |
| EFT/burst:IEC 61000-4-4 | CRC、リンクダウン、再起動 | 対象ポート、結合方法、レベルを試験計画に明記 | EMC/電気 |
| surge:IEC 61000-4-5 | 保護動作、損傷、絶縁劣化 | 外部引出しポートの環境に応じて適用 | EMC/安全 |
| 温湿度、振動、コネクタ着脱 | 接触抵抗、リンク断、シール | 量産部品と実ハーネスで前後比較 | 機構/品質 |
IEC 61000-6-2:2016は、専用の製品/製品群イミュニティ規格がない場合の産業環境向け一般規格である。IEC 61000-4-2、-4-4、-4-5はそれぞれESD、EFT/burst、surgeの共通試験方法を示すが、すべてのHMIへ同じレベルを自動適用する規格ではない。仕向地、製品規格、ポート長、接地、設置区分から試験・検証計画を作り、量産相当のハーネス、電源、筐体、ガスケットで実施する。
通信部品を評価基板だけで承認すると、実装後のシールド経路、FPC、筐体開口、コネクタ保持が抜ける。試作・サンプル承認では、実ケーブルと相手機器を使い、コールドスタート、連続ポーリング、通信断、再接続、誤配線を含む承認記録を残す。
推奨方式が適さない条件を先に除外する
- Modbus RTUは、PLC/HMI双方に対応ドライバがなく、更新量や診断要求を満たせない場合には適さない。ゲートウェイ追加は遅延、電源、保守部品、障害点を増やす。
- Modbus TCPや産業Ethernetは、ケーブル一本で済むように見えても、スイッチ、アドレス管理、セキュリティ、シールド、フィールド交換を維持できない小型装置では過剰になることがある。
- OPC UAは、証明書とセキュリティ設定を運用できない組織、または単純なローカル表示だけの装置には重い。
- I2C、MIPI DSI、eDPは筐体内リンクとして扱う。外部PLCケーブルの代替にはしない。
- 無線や遠隔操作が必要なら、リモート・無線HMIハードウェア設計でアンテナ、筐体、遅延、通信断、認証、サイバーセキュリティを別途評価する。有線ポートの単純置換ではない。
- HMI通信は安全回路ではない。非常停止、ガード、危険動作の停止は、適用する機械安全設計の独立した経路で成立させる。
図面・RFQに必要なプロジェクト入力
通信ポートの選定を量産可能なHMIへ変換するには、次の入力を一つのインターフェース管理文書(ICD)へまとめる。
- 表示サイズ、解像度、LCDインターフェース、タッチ方式、タッチコントローラのI2C/USB条件
- 前面パネル図、筐体開口、板厚、取付方向、ガスケット圧縮、背面サービス空間
- PLC/ゲートウェイのメーカー、型式、対応プロトコル、HMI側の役割
- Modbusの領域、PDU開始アドレス、参照表記、サーバID、型、単位、R/W、異常時表示
- 物理層、2線/4線、ビットレート、想定ノード数、最大ケーブル、スタブ、終端、シールド、接地
- コネクタ型式、キーイング、極性、ピン配列、嵌合状態でのIP要求、誤挿入防止、交換回数
- 絶縁目的、動作電圧、接地差、保護回路、電源構成、適用安全/EMC規格
- 温度、湿度、結露、振動、薬品、洗浄、モータ/インバータ配線との距離、設置区分
- 試験構成、合否基準、ログ項目、ゴールデンサンプル、変更管理、年間数量
図面を送って技術確認を依頼する際は、表示サイズ、前面パネル図、インターフェース・スタック、使用環境、年間数量を添付すると、コネクタ開口、FPC、基板、絶縁、シール、試験治具の責任分界を早期に確認できる。
よくある質問
産業用HMIはModbus RTUとModbus TCPのどちらを選ぶべきですか?
既設のRS-485機器、少数ノード、限定されたデータ点ならModbus RTUが扱いやすい。Ethernet配線が既にあり、複数接続や保守端末との共存が必要ならModbus TCPが候補になる。最終判断はPLC/HMIの対応ドライバ、更新時間、ケーブル環境、絶縁、保守体制で行う。
HMIのModbusアドレスが一つずれるのはなぜですか?
PDUの0始まりアドレスと、マニュアルの1始まり参照番号を混同するためである。保持レジスタの4xxxx表記もPDU開始アドレスとは限らない。データ領域、ファンクションコード、マニュアル表記、HMI入力値を1行で対応させ、既知値を一つずつ読んで確認する。
ModbusのサーバIDとレジスタアドレスは同じですか?
同じではない。サーバIDは同一バスまたはゲートウェイ配下で通信相手を識別し、レジスタアドレスはその機器内のデータ位置を示す。同じRS-485セグメントでIDが重複すると応答が衝突するため、ノード一覧とアドレス表を別々に版管理する。
RS-485には必ず120 Ωの終端抵抗が必要ですか?
線形バスの両端でケーブルの差動特性インピーダンスに終端を合わせるのが基本で、120 Ωは代表値である。短い低速配線で無終端でも動く場合はあるが、量産判断はケーブル、ビットレート、スタブ、トランシーバ負荷、温度を含む最悪条件の波形と通信試験で行う。
HMIのRS-485ポートは絶縁すべきですか?
別盤、長尺ケーブル、異なる接地、インバータ近傍では絶縁を有力候補にする。同一筐体で共通0 Vの短い配線なら非絶縁案も評価できる。必要性はグラウンド電位差、過渡、故障電流、適用安全規格から決め、信号と絶縁電源を一体で設計する。
産業用HMIではRJ45とM12のどちらが適していますか?
保護された盤内と高いサービス性を重視するならRJ45、振動、粉塵、洗浄、確実なロックが必要ならM12が候補になる。M12のコード、カテゴリ、シールド、嵌合時IPは製品ごとに確認し、コネクタ単体のIP等級を完成HMIへ転用しない。
eDP、MIPI DSI、I2C、USBはPLC通信に使えますか?
通常はHMI内部の表示・タッチ・周辺IC接続に使う。eDPとMIPI DSIは表示リンク、I2CはIC間制御、USB HIDはタッチ入力の接続候補であり、外部PLC通信のModbusや産業Ethernetとは責任範囲が異なる。筐体外へ延ばす場合は別のEMC・保護設計が必要になる。
HMI通信ポートの量産前検証には何が必要ですか?
最大想定ケーブルとノード、終端欠落、誤配線、ID重複、電源順序、瞬断、再接続、温湿度、振動、コネクタ着脱を確認する。適用規格に基づくESD、EFT/burst、surgeも対象ポートごとに計画し、古い値の表示、誤書込み、復帰時間、恒久損傷を記録する。
参考文献
- Modbus Organization, MODBUS Application Protocol Specification V1.1b3, 2012-04-26.
- Modbus Organization, MODBUS over Serial Line Specification and Implementation Guide V1.02, 2006-12-20.
- Modbus Organization, MODBUS Messaging on TCP/IP Implementation Guide V1.0b, 2006-10-24.
- Texas Instruments, The RS-485 Design Guide, SLLA272D, 2021-05改訂.
- Texas Instruments, How to Isolate RS-485 for Smallest Size and Highest Reliability, 2021.
- ODVA, EtherNet/IP Quick Start for Vendors Handbook.
- PROFIBUS & PROFINET International, PROFINET Cabling and Interconnection Technology.
- CAN in Automation, CAN knowledge/CAN HS transmission.
- OPC Foundation, OPC UA Part 1: Overview and Concepts/Part 2: Security Model.
- IEC, IEC 61000-6-2:2016, 2016-08-10.
- IEC, IEC 61000-4-2:2025, IEC 61000-4-4:2012, IEC 61000-4-5:2014.
- TE Connectivity, M12 X-Coded Field-Installable Connector.
- NXP Semiconductors, I2C-bus specification and user manual UM10204 Rev.7.0, 2021-10-01.
- USB-IF, Human Interface Devices (HID) Specifications and Tools.
- MIPI Alliance, MIPI Display Serial Interface; VESA, Embedded DisplayPort Standard Version 1.5, 2021.
表示サイズ、前面パネル図、インターフェース・スタック、使用環境、年間数量が固まっている場合は、技術見積もりを依頼し、通信ポート、表示・タッチ接続、筐体、シール、試作検証を同じ図面セットで確認できる。
編集上の開示:本稿はJASPERのHMIアセンブリ情報ページに掲載する技術解説である。技術判断は公開一次資料に基づき、JASPER固有の認証、試験値、顧客実績、価格、納期を主張していない。
図面、積層構成、使用条件をご提示ください
JASPERの技術担当が、インターフェース、未解決リスク、見積りに必要な検証項目を確認します。